・R4空谷砂防堰堤改築(2期)工事です。昨年11月下旬から本体工（腹付け部）のコンクリート打設作業を行っています。今回工事では、横断方向にABCの3つのブロックに区画分けし、高さ方向では、1リフトを概ね0.8m～1.2mに割付けし、生コンクリートを打設しています。

・令和6年1月末時点では、全21リフト中、第7リフトまでの生コンクリート打設が完了しています。この後も引き続き本体工の施工を行っていきます。5月中旬頃までコンクリート打設を行っていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　10月上旬までに既設堰堤のグラウンドアンカー打設作業（全21本）が完了しました。引き続き本体工（腹付け部）の床掘掘削を行い、本体工の基礎部分である置換えコンクリートの施工を、11月下旬から本体工（腹付け部）の作業を始めています。

　本体工の作業では、既設堰堤表面のチッピング、高圧洗浄そして差し筋の削孔・挿入を行います。また並行して残存型枠の組立・生コンクリート打設の作業を繰り返し行っていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　11月29日に富士川砂防事務所発注工事の中で、各出張所代表工事による安全施工研究発表会において、釜無川出張所代表の当工事が最優秀賞を受賞しました。　　　　　　　　　　　　

今後も引き続き工事事故が発生しないように安全への取組みを進めて参ります。

　R4空谷砂防堰堤改築(2期)工事です。現在は、既設堰堤にグラウンドアンカーを打設し緊張を行うことにより、既設堰堤の安定性を向上させています。今回、本工事で使用するアンカー材は延長L=39.18m、36.18m、33.68mの3種類で各7本づつの施工になります。　　　　　　　　　　

　8月31日時点で、12本/21本中の打設が完了しています。9月中に残り9本の打設を行い、10月上旬にはアンカー工の施工が完了する予定です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　先月7月24日に長野県富士見高等学校の生徒達を招いて現場見学会を行いました。普段立ち入れない場所での現場見学会であり、生徒達からも非常に喜ばれました。

　現在、河川を右岸から左岸へ切り回す仮設工事が完了したところです。河川の増水に備え大型土のうを製作しています。
　現場は、長野県と山梨県の県境に位置しています。(富士見町落合)
　山間部の為、電気、ネット環境、携帯電話も使用できない状況でしたが、太陽光発電システムにより電気の供給を確保し、休憩所で電気が使えるようになりました。また、スターリンク（低軌道衛生）によりインターネット接続も可能にしました。
　山間部で厳しい環境にある工事現場ですが、市街地の工事現場と変わらない作業環境を確保しています。