木曽町役場庁舎・防災センター建設工事
只今施工中です
2020-11-26
建物全景
出梁造り
地元産木材を使用した建物内部
【施設概要】
建築面積:3,445.90㎡
延べ面積:2,890.60㎡
構造規模:木造平屋建
昨年の9月より、岡谷組・松本土建・正澤建設・開田建設による4社JVで、木曽町役場新庁舎の建設を行っています。
木曽産材を使った大規模な木造建築で「出梁造り(だしばりづくり)」という伝統様式を取入れ、木曽の大工職人が匠の技を発揮しています。(※出梁造り:屋内の天井に渡された梁が外まで突き出し、大きくせり出した屋根を支える建築様式。中山道の木曾路で多く見られる)
木造建築特有の苦労も多く、プレカットによる木軸建方は、木材の伸び縮みによる誤差調整に試行錯誤を繰り返しました。また木材の大敵である雨対策には、屋根工事の先行作業と垂木にブルーシートを止付けして養生を行い、小部屋には常時送風機を稼働させて湿気によるカビを防ぐなど、細心の注意を払い施工しました。
現在は内部の塗装工事など仕上げ段階に入っています。竣工まで残すところ1ヶ月となり、更に気持ちを引き締め無事故無災害に努めていきます。